​Horse Shoe Bend&Lake Powell

広がりと驚き こここそ来ないと分からない場所です。

 

本当に奇蹟としか言いようがありません。アンテロープキャニンという世界的にも珍しい自然現象で出来上がった造形物からわずか10分もかからない場所に、2か所も同じように世界的に不思議な場所があるなんて…

一度実際に体験した方なら分かります。この場所は写真や映像からは全く想像が付きません。私がこのウェブサイトでご紹介している場所はすべて、写真や映像では伝えられない場所なんですが、特にこのホースシューベンドとレイクパウウェルを望む場所は「写真」と「実際に体験する」ギャップが激しすぎる場所です。

Photo by Koh Tanaka 

ホースシュー(Horse Sho)とは馬の蹄鉄のこと。グランドキャニオンを創り出した同じコロラド川が馬の蹄鉄の形にBend=曲がる、ことからその名が付けられました。

一方、レイクパウウェルもこのコロラド川がグレンキャニオンダムによって堰き止められて出来た人造の湖です。

アメリカ西部エリアにとってこのコロラド川は先住民族の時代からとても重要なものだったんですね。

コロラド川そのものはコロラド州ロッキー山脈の一部を源流とし、ユタ州、アリゾナ州を通りネバダ・アリゾナ・カリフォルニアの州境を作りカリフォルニア湾(Gulf of California)に流れ込む約2300キロに及ぶ米国内で5番目に長い川です。

アメリカは実は川の国でもあり、この川が人類の歴史を形作ってきた北米大陸にとって重要なものです。北米大陸・アメリカにとっての川についてはまたどこかでお話ししてみたいと思います。

Photo by Koh Tanaka 

パウウェル湖(Lake Powell)はZionでも触れたグランドキャニオンを最初に今のアメリカ人に知らしめた地質学者のJohn Wesley Powell からその名を付けています。パウウェルは南北戦争(The cilil War)の戦士で退役後、母校であるイリノイ大学で地質学を教え始め1869年コロラド川の調査探検をスタート。当時はもちろん乗り物や機材など現代とは比べ物にならない状態に加え、インディアンとの内戦はまだ続いていたし、西部開拓者の荒くれ者が盗賊化しているカオス状態のまさにWildWestの時代です。探検は命がけでした。初めての調査探検では10名いた隊員の内、脱落者4名、何者かに襲われて死亡した者3名、つまり最後まで残ったのはわずか3名でした。約5か月に及ぶまさに死闘の探検だったと云われています。しかし、パウウェルはこれに懲りず、そのわずか2年後の1871年、体制を整え再び同じルートに出発、今回は誰も脱落者を出さず、また今回は写真機を持ち込み、画像としてその探検を記録しました。その記録は探検から24年後の1895年‟The Exploration of the Colorado River and Its Canyons”として出版され、それが今のアメリカ人にグランドキャニオンを知らしめた大きな出来事になりました。

Photo by Koh Tanaka 

Photo by Koh Tanaka 

Photo by Koh Tanaka 

ホースシュー・パウウェル湖に行くポイント

1、ホースシューベンドは夏場の暑さ対策

​ホースシューベンドは専用の駐車場から歩きでしか行けません。片道15分程度ですがアップダウンがあり、なにより砂漠のきめ細かい砂地を歩くので想像以上に歩きにくいです。さらに夏場は砂漠気候の炎天下の砂地を歩くので照り返しもあり、恐らく想像したことのない熱さになります。

一方、パウウェル湖はその心配は要りません。

2、パウウェル湖だけでも十分目的地になりえる

モーターボートやハウスボートでの滞在などアメリカ人には砂漠の中のウォーターフロントとしてアンテロープの登場前から有名な場所です。アンテロープとホースシューベンドだけでこの地を去るのは勿体ない。

3、おススメの楽しみ方

【グレンキャニオンダムのビジターセンター】

正式にはカールハイデン(Carl hyden)ビジターセンターといいます。米国内では2番目に大きいグレンキャニオンダムのビジターセンターはダムだけでなく周辺の情報を入手するには最高の場所。特にセンター内には周辺のジオラマがあり、パウウェル湖の実際の大きさを「えー!」という叫び声と共に教えてくれます。利用は無料です。

【ワーウィープマリーナ(Wahweap Marina)】

料金が発生しますが、国立公園の年間パスがあれば無料です。中にリゾートホテルがあり、その中のレストランやバーがおススメです。

【ワーウィープ展望台】

料金レイクパウウェルの眺めが良い場所で夕陽鑑賞の人々が集まる場所でもあります。大きな看板も無いので見過ごしがちです。カールハイデンビジターセンターから北に車で5分程度走ったところにあります。お見逃しなく。

Into The Deep Earth 

  Cornville,AZ 86325

Tel: +1-702-277-2252   

Email:  intothedeepearth@gmail.com

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